- 身内不幸があった場合、直接お寺に電話しても大丈夫ですか?
- はい。大丈夫です。(菩堤寺がない場合はご連絡ください)
- 菩堤寺とは何ですか?
- 亡くなった人をご供養するためにご戒名を授けますが、一般的には、ご戒名を授けたお寺を「菩堤寺」ご戒名を授かった方を「檀信徒」といいます。
- ご戒名とは何ですか?
- 仏様の教えを受け、仏様と同じ心の世界に安住したいと願う人が、
仏様に帰依する証として名前をもらいます。それがご戒名です。
- 永代供養とはどんなものですか?
- 文字通り、永代的にご供養され続けるというものです。
永代供養を申し込まれたご本人が亡くなられた後も、又その方のご親族が亡くなられた
後も、お寺がご戒名をお読みし、施主に代わりご供養(回向)し続けるものです。
(近代は核家族化も進み、後々のご供養を子孫に託す事が出来ない方が増えてきています。
自分が生きてきた証であったり、私まで命を継承してくれた親やご先祖様への感謝の思いを込めて、永代の供養をしておく事は、
命の尊厳への報因として、しっかり考えておく事も大切かと思います。)
- 自由葬で葬儀をしましたが、やはり後でご戒名が欲しいと思うようになりました。ご戒名をつけてもらう事はできますか?
- 後からご戒名を授けることは可能です。
- 曹洞宗のご本尊様は何になりますか?
- お釈迦様をご本尊として、承陽大師(じょうようだいし)=道元弾師(どうげんぜんじ)
常済大師(じょうさいだいし)=瑩山禅師(けいざんぜんじ)を仰ぐ一仏両祖(いちぶつりょうそ)です。
- 四十九日までの、七日ごとのお墓参りには意味があるのですか?
- あります。
初七日は、地獄界→血の海地獄・針山地獄などに生まれないように、手を合わせます。
二・七日は、餓鬼界→飢えて、やせ細った世界に生まれないように、手を合わせます。
三・七日は、畜生界→動物に生まれないように、手を合わせます。
四・七日は、修羅界→争いの世界に生まれないように、手を合わせます。
五・七日は、人間界→苦しむ人間界にまた生まれないように、手を合わせます。
六・七日は、天上界→きれい過ぎて、騙される世界に生まれないように、手を合わせます。
四十九日は、仏の世界に生まれ「成仏」出来ますように、手を合わせます。
- 100ヶ日のお参りは、どのような意味があるのですか?
- 100ヶ日の卒哭忌(そっこっき)とも言います。
「泣くことを卒業する」という意味です。
大切な亡き人を見送った私たちも、仏様の元に安住されているご精霊様もお別れしてから100日が過ぎ今、
共にお互いを思いながらも涙をおさえて手を合わせながら、これからを見つめるという大切なお参りです。